【レビュー】マーキングテープ プチモジライナー
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えーっと・・・・・。
今度は「ふんわり文字を目立たせる」モジライナー
・・・・だそうです。
文具店にいって、モジライナー/デコラッシュのコーナーにふと目をやったら、新製品が出てました。
店頭にはあんまりいかないのでもしかしたらもうずっと前に発売された新製品かもしれませんが。
これは・・・やっぱりコレクターとしては買わねば!!!(`・ω・´)
並んでたのは冒頭写真の3色のほかにオレンジを加えた4色でしたが、淡い色における黄色とオレンジの使い分けに大いなる疑問をおぼえたのでパスしました。
そもそもモジライナーの最大の欠点といえば、
文字の上にラインを引くと文字が完全につぶされる
点にあります。
あくまでも、枠線等のデコレーションあるいはアンダーラインとしてしか使えません。
まあ、名前も「文字」「ライナー」ですしね。
でも、そのせいで使いみちが極端に制限される。
そのほか、定規を使って長いラインをまっすぐ引くのには曲がる・テープが切れる両方の意味で適してないとか、あくまでもラインでしかないからデコラティブにするにも限度があるとか、過去何度かモジライナー/デコラッシュを取り上げてますが、とにかくモジライナーはいろいろと不憫な子です。「デコ」を売り物にして、テープを引くとラインではなくさまざまなオブジェクトが転写できるデコラッシュのほうが明らかに発展性があるし需要も多そうです。
でも、いろんな図柄を駆使して華やかに紙を飾り立てることにあんまり価値を見いだせない上にそもそもやろうにもセンスのない私は、ちょっと文字を目立たせるだけのシンプルな機能をもってるモジライナーのほうが好きです。
とはいっても、カートリッジ式で入れ替えが効いてエコであるとはいえ
- 本体がごつくて複数あるとかさばる
- いろんなのを取り揃えて使い分けるのが楽しいのにかさばる
- 本体の数を減らしてレフィルを毎度取り替えて使うには手間がかかりすぎてめんどくさい
- 本体もレフィルも落ち着かない形状をしてて収納と保管がすごく難しい
というモジライナー/デコラッシュ共通の欠点を克服する、ちょっとエコじゃないけどいいよねそんなの、しかも細身だけどラインもバリエの中にあるよ(・∀・)な使い捨てプチデコラッシュの登場以後、本家デコラッシュもかなり押されてる印象でプチデコラッシュだけが次から次へと新図柄や箔入りなどが発売されるのにモジライナーにいたっては新商品ほぼ皆無既存のラインナップを全部揃えてくれてる店舗さえほとんどないという大苦戦(推定)。
そんな中で、プチデコラッシュ形式の、なおかつ文字の邪魔にならない新しいモジライナーというのはかなり起死回生を狙った商品なんじゃないのかなと思います。
プラスのモジライナー班(があるのか知りませんけど)がんばってるね!!(>ω<)
ふんわりゆえの限界
ラインでなければモジライナーではなくなってしまいます。
その上、「文字の邪魔をしない」「文字を目立たせる」をコンセプトにしている(らしい)このプチモジライナーは、当然ながらカラバリがそんなに作れない、模様などの地紋や図柄を展開しようにもかなり無理があるという、なんというかビッグになろうとすればするほど自分の存在意義を否定せざるを得ないアンビバレンツに陥っているように思えます。
うん、この、ほんとにこれ存在意義あるの感がまたいとおしい(笑)
使ってみる(・∀・)
まあ、そんなロマンに思いを馳せててもモジライナー班の人が見てくれてるわけでもないので適当なところでおいとくとして、なにはともあれ、使ってみましょう。
ラインを引く対象が見当たらなかったのでとりあえずテスト用に用意しました。
すいません悪筆で。
関係ないですけどマイクテストが「本日は晴天なり」なのって、どのくらいの世代までなんでしょうね。今はあれですよね霧島のドロップボイスみたいな「マイクテスト、ワン、ツー」とかそういうのですよね。
まあそれはおいといて、とりあえずこれにライン引いてみましょう。
3色なのになんで4行書いたし私。
ま、……まあ、ラインひいてない状態と比較するため、ってことで。
うん、いい感じのふんわりした淡い色です。
ほどよくめだちます。
とても好みの色です。
いいですね!!(・∀・)
で。
おそらくほとんどの人が、もちろん私も含めて、ずっとずっとずうっっっっっっっっと、ツッコミを入れたかったところがあると思います。
あえてそこからは目をそむけてましたが、ここで言ってしまいましょう。
蛍光ペンでよくね?
デスヨネー。
わざわざ、ペンの形をしたものを数本持ち歩けばいいものを、この、そもそものモジライナー/デコラッシュ本体よりはよほどコンパクトで持ち歩きに適しているとはいえ一般的な筆記用具に比べたらごろごろしてて持ち歩きにくいこのプチモジライナーを持ち歩いてまでアンダーラインを引くだけのメリットがはたしてどこにあるのか。
プチモジライナーのいいところ
というわけで、パッケージのコピーからプチモジライナーの長所を見てみましょう。
- テープなので、キレイなマーキングができる
- 消せる
- にじまない
- 薄い紙でも裏抜けしない
- インクムラがない
- マーキング位置が見やすい
- ひきはじめから均等な幅で線が引ける
fmfm(・∀・)
なるほどたしかに蛍光ペンはボールペンで書いた直後だとにじんだりするし、ペンによったらインクがだばーっと出たり裏抜けしたり書き始めをきっちり直角にするのって難しかったりしますよね(・∀・)
そこまで厳密に裏抜けしたら困るところにきっちり全部均等な幅でムラなく蛍光インクでラインを引きたい場面がどこまであるのかがすごく私には想像できないんですが。
でも、主張したいところは理解できました。
ところで、この「消せる」は、パッケージの下のほうに「プチデコラッシュ専用消しゴム(別売り)で消せます」とあって、専用消しゴムが必要だそうです。
一つだけ私ね、プチデコラッシュに対しておおいに主張したいことがあるんですが。
専用消しゴム作ったのが最大の間違い
だと思うんですよ!
これが出現しちゃったおかげで、ちょっと引き間違えたからカッターでちょちょっと削ろうとかぱぱっとセロテープのはしっこではがしちゃえとか、そういうことができなくなりました。
めちゃくちゃ不便です。
そういう理由で私はプチデコラッシュを増やすのをやめました。
あのぺらぺらっとした、安っぽくてすぐ削ってはがせるテープが!!!!!!
あれが!!!!!
いいんです!!!!!!!!!!!
ちゃんと圧着すればそのあとはがれなくなるじゃないですか!
それでじゅうぶんなんですよ!!!
専用消しゴムあってもいいけどカッターとセロテープではがせる材質に戻してくださいほんとに。エゴサなさってるらしくてタイトルにデコラッシュとか入ってるとプラスのひとらしいアカウントがたまにRTしてくれるんですけれどもし本文も読んでくれてるんでしたらこれほんとマジです。
消しゴムないと消せない仕様なんとかしてください
カッターで削れないんですよ?!ありえないよ!
せっかくかわいいプチデコラッシュ見つけても消しゴムないと消せないんだと思うと買う気になりません。
つまり私消しゴム買ってません。安い高いじゃないです。鉛筆用の消しゴムだってあっちゅーまにどっかに埋まって消えるのに専用消しゴムとかハンドルできません。ほしくないんです。
以上消費者の声をお届けしました。
というわけで本題に戻ってプチモジライナー。
もう、消しゴムないと消せない段階で私にとっては死蔵品ほぼ確定なんですが。
幸いなことに、モジライナーですから、ただのラインです。
おそらくは、図柄ほどあっ位置イマイチだった(>_<)とか、角度これじゃないほうがいいよ!!(>_<)とかやっぱこれやめてこっちにしたい!!(>_<) とかはなさそうです。
せっかく買いましたし、最近手書き派に復帰しつつあるので、手芸の記録とってるノートとかをちょっといろどったりするのに使おう・・・かな(・・
モジライナーだからね。
ほんと、はじめてこの商品見つけた時、なんてすばらしいものがこの世に存在してたんだろうって感動したんですよ。
買い込んで使ってみたらけっこう使いにくかったけどw
なんかね、このちょっと残念な子感がほんとに私モジライナーすきなんですよ(>ω<)
というか青ないんですかね。蛍光ペンったら黄色ピンク青がまず最低限のセットだと思うんですけど。で、そのつぎに緑とオレンジじゃない?
と思いながらぐーぐるせんせいに聞いてみたところ
あっ(・∀・)
ちゃんと5色ありますね(・∀・) 私がいった文具屋さんがたまたま青が品切れだっただけですね。
ちなみにこのリリースの日付を見ると今年6月の発売のようです(・∀・)
そうか・・・青あるのか・・・・。
じゃあ・・・
青は・・・どっかで見かけたら・・・・買おう・・・・かな・・・・・・・。
消しゴムは買いませんけどね(・・)
プラス 2016-06-30
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